誰でもなりたくありませんが、認知症について学んできました

症状1 記憶障害

人間には、目や耳が捕らえたたくさんの情報の中から、関心のあるものを一時的にとらえておく器官

(海馬、仮にイソギンチャクと呼ぶ)と、重要な情報を頭の中に長期に保存する「記憶の壺」が脳の中に

あると考えてください。いったん「記憶の壺」に入れば、普段は思い出さなくても、必要な時に必要な情報をとりだすことができます。

しかし、年を取るとイソギンチャクの力が衰え、一度にたくさんの情報を捕まえておくことができなくなり、捕まえても、「壺」に移すのに手間取るようになります。「壺.」の中から必要な情報を探し出すことも、時々失敗します。年をとってもの覚えが悪くなったり、度忘れが増えるのはこのためです。それでもイソギンチャクの足はそれなりに機能しているので、二度三度と繰り返しているうちに、大事な情報は「壺」に、収まります。

ところが、認知症になると、イソギンチャクの足が病的に衰えてしまうため「壺」に収めることができなくなります。新しいことを記憶できずに、先ほど聞いたことさえ思い出せないのです。さらに、病気が進行すれば,「壺」が

溶け始め、覚えていたはずの記憶も失われていきます。

では、どうしたら認知症を防げるでしょうか?

また、書かせていただきます。

投稿者プロフィール

千田 恵美子
千田 恵美子心理カウンセラー くれたけ心理相談室(清瀬支部)東京都
東京都清瀬市にて対面でのカウンセリング(個室、カフェ、ご自宅訪問)と電話やオンラインでのカウンセリングをお受けしています。

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